新型コロナウイルスの対応について
僕の想像と似たような話をまとめている動画を見た。
この動画で新たに知ったのは、この2つ。
・インフルエンザの死亡者数は関連死の数ということ。誤嚥性肺炎と単純な免疫低下による細菌性肺炎での死亡がほとんどで、インフルエンザウイルスが直接作用する死は少ない。(大げさと言われそうでナイ話かもしれないが、ICU入っていれば助かったのかもしれない。)
・2009年のインフルエンザで突出して死亡率が低かった日本、学校閉鎖がすごく効果あったから今回もやっている。
他に、動画の中でこれはどうかなぁと気になった点もあった。
「インフルエンザは感染者から1〜2人へ均一に感染していく、新型コロナウイルスは感染者の5人に1人が全体としては局地的に多くの人へ感染していく」
この認識は統計の数字をむりやり現実に当てはめていて全然違う解釈になっている気がする。
実際は、感染後の症状とそれに応じる人の振る舞いによって招いた状況が統計になっていると思う。感染期間とそれぞれの症状を想像するとその方が納得できる。例えば、インフルエンザが発症すると一気に高熱が出る。その状態で多くの人に接触する機会を持つ人はほとんどいない。逆に新型コロナウイルスは発症後しばらくは平気で、色んな人にどんどんと接触していく。ただ、日本では警戒意識が広まっているから5人に3〜4人ぐらいの割合で人に接触せず過ごしていてその人たちが感染させる可能性は低くなる。しかし無警戒で動き回る人もいて、それがクラスター感染と呼ばれるような見え方で現れているだけだと思う。
基本的には新型コロナウイルスの感染力は圧倒的じゃないかな。もしそうでなければ、湖北省イラン韓国イタリアみたいな状況は生まれないと思う。
統計に頼らず、実験的に同じ状況同じ条件でのインフルエンザとコロナウイルスの広がりを机上ででも比較する専門家はいないんだろうか。